プラス癌

「がん」とは

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医療技術や医学が発展した現在でも、命を落としてしまう可能性の高い疾患といえば、「がん」です。様々な器官や臓器で発生する疾患なので、身近になんらかの癌を発症した人がいるというケースも多いことでしょう。
このように、命に関わる怖い疾患で発症する割合も多いのに、意外と身近に感じていない人も多いようです。しかし、発見が遅れると治療が困難になりますが、早期発見できれば完治に近い状態まで治療で治すことも可能です。癌に対する基本的な知識を身につけることで、癌を身近に感じる事はとても大切です。


ガンの基礎知識

日本人と癌

ガンが原因で生命維持が困難になるケースは、他の疾患に比べてもはるかに多く、日本人の約3人に1人が該当する割合だといわれています。これは、抗生物質等の薬を使った治療方法が発展した為、他の疾患の治療精度が高まったのに対し、ガンの発見が遅れて治療が困難になるケースが増えている為ともいえます。また、特に日本人の割合が高いのは、高齢化が原因の一つでもあります。ガンが発生する年齢は30〜40歳以降であることが多い為、高齢化社会になればなるほど発生率や治療が困難になる割合も増えてしまうというわけです。

増加傾向にあるガンの種類

以前から発生割合の多かった胃がんや子宮がんは、早期発見・早期治療を推進した結果、治療が困難なレベルに進行してしまう割合は減少しています。しかし、食生活の欧米化が進み、小腸・大腸の発生件数は急激に増加しています。また、同じ食生活の変化が要因の一つとなっていると考えられている乳がんや肺癌、前立腺がん、膀胱がん等の割合も増えています。これらは、食生活だけでなく、ライフスタイルの変化による様々な要因が重なっていると考えられています。特に乳癌・肺癌は若年層でも急増しているのが特徴です。

がんを作っている細胞

細胞の突然変異

私たちの体は、60兆個以上の細胞で構成されています。それぞれに働きや役割が違いますが、その役目を終えると同じ形・色・役割を持った新しい細胞と入れ替わって老廃物となります。この細胞の中に、何らかの原因によって癌細胞が発生すると、周りの細胞を侵食してしまいます。がん細胞は、遺伝子の異常や発がん性物質等の刺激による突然変異等の原因によって発生する事がわかっていますが、その年齢や発生時期、原因は様々で進行すると治療が難しいケースもあります。

がんが健康を阻害する理由

正常な細胞1つが作られてから役割を終えるまでの期間は、その役割や場所によって数時間〜数カ月と違っています。しかし、がん細胞は通常よりかなり速いスピードで成長し、増殖します。
また、もともと自分の体を構成しているはずの細胞が、ガン化すると生命維持に必要となる栄養や酸素を他の細胞より大量に吸収・消費してしまいます。そのため、ガンが進行すると他の細胞は正常に機能する事が出来なくなり生命維持にも支障をきたしてしまうのです。