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膀胱がん|甲状腺癌

膀胱がん,甲状腺がん

男性に多い膀胱癌、女性に多い甲状腺がんは、他の疾患とよく似た症状があらわれる為、早期段階で発見されにくい傾向があります。早期発見が出来れば治療後の経過は良好下ある事が多いのですが、治療後も再発を防ぐためには生活習慣の改善と定期的な健診が重要となります。


膀胱癌

特徴

“膀胱がん”は泌尿器系がんの中でも腎臓がんと並び疾患者数の多いがんです。膀胱内部の上皮組織に癌細胞が発生し、膀胱粘膜内だけにとどまっているタイプを表在がん(移行上皮がん)といい、全体の9割近くを占めています。これが筋肉質壁にまで進行すると浸潤がんとなります。また、発生頻度は10%以下と少ないのですが、膀胱壁に浸潤している事の「多い扁平上皮がん、腸からの転移で起こる事の多い腺がん等もあります。また、おなじような泌尿器系癌には、腎盂癌、尿管癌、尿道癌、腎臓がんがあります。

リスクの高くなる原因

膀胱がんの発症リスクは男性の方が女性よりも4〜5倍の割合で高くなっています。膀胱癌が発生する主な原因としては、発がん性物質の刺激や遺伝的に発がん性物質を含む有害物を解毒しにくい体質等も関係しているといわれています。
年齢的には60代以上の高齢者に多く、他の疾患治療の過程でエンドキサンや放射線治療を骨盤部周辺に照射された事のある人等もリスクが高くなるといわれています。

症状

癌細胞の進行初期段階では自覚症状はほとんどあらわれません。血尿の症状が一般的ですが、肉眼で確認できるものとは限らず顕微鏡検査を行わないとわからない程度の事もあります。その他には排尿頻度の増加、排尿時の痛み・灼熱感、残尿感等があります。しかし、こういった症状があらわれたとしても、膀胱炎や腎炎の症状と似ているため、病院へ行かずに癌の発生に気が付かないまま進行させてしまうケースもあるようです。

甲状腺癌

特徴

喉をぐるっと取り巻くようにある内分泌器官が甲状腺、その裏側にあるのが副甲状腺です。蝶のような形をしている内分泌器官で、ここにできる癌には、乳頭がん等の腺がんの他、悪性リンパ腫、髄様癌、未分化癌などがあります。これらは内分泌系癌の90%近くを占めていますが、他の癌に比べると実際に発症する割合は少なく発症してもその多くが進行の遅いタイプであることがほとんどです。
また、甲状腺癌患者の2割程度が遺伝的に発がん要素を持っている事がわかっています。

リスクの高くなる原因

乳頭がんやろ胞癌等の腺がんタイプは、男性に比べ女性の疾患者が5〜7倍にもなります。また、40〜30代以下の若年層でみられる事が多いのが特徴です。反対に、同じ部位でも悪性リンパ腫や未分化癌の発症割合は男女でほとんど差はなく、50代以上の高齢者に多くみられる傾向があります。
また、頭部への放射線照射や幼児期の放射性ヨウ素の摂取等も甲状腺・副甲状腺がんの原因となるといわれています。以前は幼児期の要素摂取量が極端に少ない事も原因になっていましたが、現在では改善されています。

症状

甲状腺・副甲状腺はホルモンのバランスを整えたり自律神経に関係している器官なので、細胞がガン化するなどの異常が起こると、色々な臓器や骨等に異常が起こったり他の疾患にかかりやすくなったりします。
特に副甲状腺ガンを発症すると骨内のカルシウムが過剰に血液中に溶け出し骨がもろくなったり、過剰に含まれる血液中のカルシウムによって結石が出来て痛みや炎症等の症状が現れます。自覚症状としては、尿量の以上増加や慢性的な喉の渇き、便秘や吐き気などがあり、さらに進行すると意識障害などが見られます。