プラス癌

肺がん

肺がん

肺癌とは、世界的にみても発症者数が1〜2を争うトップクラスの癌で、特に近年では女性の肺癌疾患者数が急増しています。これは、女性の喫煙者が増加しているデータに比例しているため、両者に深い関係があることが明確になっています。
そのため、肺癌を予防しようとした時、たばこをやめることでそのリスクを大きく減少させることも確実です。肺がんは、自分でもある程度予防する事が出来るタイプのがんであることをしっかり理解しておきましょう。


特徴

タイプ

肺癌はその特徴から、燕麦に似た形で異常増殖する小細胞肺癌と非小細胞肺がん、大細胞癌、未分化細胞癌、扁平上皮癌、腺癌に分けることができます。それぞれに異なった場所や型で発生する為、治療に当たる際にも全く異なった方法をとることになります。
どの型の場合もその多くが進行スピードの速いものが多く、急速に進行・成長して広範囲に広がったり、転移に及ぶことがあります。

発生部位

非小細胞肺がんの中でも発生件数の多いタイプが扁平上皮がんで肺中央部にある気管支の内側で発生します。他のタイプより出血や潰瘍を引き起こしやすいという症状が特徴で、男性に多くみられます。次に多いのは腺がんで空気の通り道である器官を通じて他の部位に転移しやすいのが特徴です。
肺の中で発生する悪性腫瘍の1/4程度の割合で発生するのが、小細胞がん(えんばく癌)で非小細胞癌よりも成長・進行スピードが早いのが特徴です。

原因・症状

リスクが高くなる原因

肺ガンで最もリスクとなるのはやはり喫煙です。男性の場合、喫煙者の肺ガン発症率は10〜20倍近くにもなります。また、女性の場合には5〜10倍の差があります。
さらに、喫煙者本人だけでなく、その周囲の人間も副流炎によって本人よりもさらに高いリスクにさらされることになります。副流炎によるリスクの拡大は他の非喫煙者にくらべ5〜7倍も高くなることがわかっています。

自覚症状

腫瘍が小さい初期症状の段階では、肺ガンと気が付くような自覚症状はほとんどみることができません。比較的早い進行段階からでも咳や痰等の症状は見られますが、咳やたんだけで肺ガンを疑う人はあまり多くないはずです。そのため、痰に血が混ざるようになったり、呼吸や性器に伴うわき腹や肩、胸の痛み等の症状が出るようになってから病院を受診するというケースが多いようです。また、肺炎に似た症状や声がかれるなどが出てかからやっと検査を受け、すでに末期ということも肺ガンでは少なくありません。

検査と予防・治療

検査と治療

肺ガンは、これを特定する為の特別なスクリーニング検査というものがありません。そのため、一般的な血液検査や生体検査、エックス線検査が主体となります。初期癌の段階でも喀痰検査やエックス線検査で早期発見が可能といわれています。そのため、喫煙者とその周辺にいる人には、特に短い周期で定期的な検査を受けることをお勧めします。
肺に癌細胞が発見された場合、異常細胞もしくは腫瘍部分を外科的手術によって切除するのが一般的です。

予防方法

喫煙者やその周辺の人にとって禁煙が一番の予防方法となります。長期間喫煙を続けていた人とその周辺に長くいた人は、それだけリスクが高くなってしまうという事を把握しておきましょう。
また、それ以外でも、アスベスト等特定の大気汚染物質に長期間接している職業野人等は、防塵マスク等の対策をとることが有効的です。