プラス癌

皮膚がん

皮膚がん

皮膚がんとは、地球温暖化やオゾン層の破壊による紫外線量の増加で、大変深刻な状況になっているがん疾患です。
日光に含まれる紫外線によって刺激を受けた皮膚細胞を上手く修復できなくなると、腫瘍ができたり、皮膚際増が異常増殖し続けたりします。これが皮膚癌です。
また、皮膚癌は、ほくろの大きさや色、形の変化にも現れます。そのため、日光に曝されている場所の「ほくろ」が急に大きくなったり短期間で色や形に変化があった場合、皮膚がんの症状が現れている可能性も考えられます。


特徴

特徴

皮膚癌には、大きく分けて3つのタイプがあります。その中でも最も悪性度が強いのが悪性黒色腫別名「メラノーマ」と呼ばれるものです。また、最も発症率が基底細胞がんで別名「BCC」とも呼ばれます。
また、皮膚がんは人種や住んでいる地域によって発症率に大きな差があるのが特徴です。これは皮膚に色をつけているメラニン色素が紫外線から皮膚を守る働きがあるため、同じように日焼けしてもメラニン濃度の違う人種間では発症割合や患者数が違ってくるという事になるのです。

リスクの高くなる原因

皮膚がんは、女性に比べ男性の発症者数が多い事がわかっています。これは性別によるリスクの差ではなく、屋外で活動する機会の多い男性の方が紫外線にさらされる可能性が高いという事が関係しているとも言われています。
さらに、紫外線にさらされ始めた年齢が低い、日照時間が長い地域に住む人、赤道に近い地域に住む人、そばかすのできやすい人、色白の人、大きいそばかすやほくろが生まれつきある人等が高リスクの人といわれています。
また、ボーエン病や先天性のメラニン欠乏症の人も注意が必要です。

種類と症状

有棘細胞がん

有棘細胞癌は、皮膚がんの中でも悪性度や新子スピードが比較的低いタイプです。半分以上が頭や顔などの部分で発生しますが、残りは手や爪で発生しやすいがんです。顔や頭周辺では、こめかみや耳、額、唇など比較的目立つ部分に現れる為、症状に気付きやすいタイプとも言えます。
また、異常がおこった部分の皮膚はかさぶた状やイボのようになるのが特徴で、表面部分だけに異常がとどまる表在性と真皮下層部まで異常が及ぶ浸潤性があります。

基底細胞がん

基底細胞がんは、有棘細胞癌よりやや悪性度の強い癌です。有棘細胞癌と同じように頭部や顔で発生する事が多く、まぶた、頬、胸、背中、手足等で発生しやすいのが特徴です。基底細胞癌の中では、さらに型の違ったタイプに分かれており症状も薄い色のかさぶたが現れるものやうろこ状になるもの、青や褐色に皮膚が変化するもの等様々です。
また、比較的高年齢で発症する事が多く、紫外線と深く関係している事がわかります。

悪性黒色腫(メラノーマ)

メラノーマは最も悪性度の強いタイプで、ごく初期の段階から転移している事があります。他の皮膚ガンのガン年齢が比較的高齢なのに対し、悪性黒色腫は10代等の若年層や小児にも発症する事があります。
また、皮膚を構成するいくつかの層には汗腺や皮脂腺、リンパ腺、血管などがありますが、これらの腺でも異常を起こす皮膚がんです。これらの腺がんは「皮膚付属器のがん」と呼ばれています。

ホクロでわかる皮膚の異常症状

皮膚がんの最大の特徴は、外見に現われる症状があるため、自覚症状にも気が付きやすいということです。特にホクロやしみ、イボ等は良性のタイプも多いのですが、皮膚に異常が起こった場合に変化が現れやすく早期発見につながります。
急にほくろが出来る、ほくろの色が濃くなるもしくはまだらになる、表面が盛り上がったりでこぼこになる、もともとあったホクロやシミ、イボが急激に大きくなる、といった症状が見られた場合には、すぐに検査のできる病院や皮膚科で診察してもらうことをお勧めします。