プラス癌

発がん性の高い嗜好品の危険性

発がん性

発がん性物質を多く含んでいる食事や嗜好品が、私たちの体に与える影響は計りしれません。特にタバコは発癌性物質の塊と言われるほど数多くの発癌性物質が含まれています。肺癌や咽頭がんなど呼吸器系の症状がある癌疾患者を調べてみるとその半数近くが嗜好品としてたばこを吸った経験もしく身近な所に愛飲者がいるケースです。
しかも、本人だけでなく周辺にも大きな影響を与えてしまいます。自分の生活を豊かなものにする為の嗜好品ですが、がんのリスクを高める原因となっている事を十分に理解しておきましょう。


たばことがん

リスクが高くなる原因

世の中全体で禁煙化の動きが進んでいます。たばこが人体に良い影響を与えるものではないということは、もう一般的な事実として浸透していますが、どれほどの発癌性物質を含んでいるか知っていますか? たばこには、4000〜5000種類以上もの化学物質が含まれていて、そのうち2000種類以上は発がん性物質を含めた人体に有害な物質です。また、がんの誘因因子としては、全体の30〜40%を占めています。この数字だけ見てもタバコが肺ガン等の大きなリスクファクターとなっている事がわかります。

主流煙・副流煙

喫煙が発がんリスクを高めている事は、ほとんどの喫煙者が理解していると思います。しかし、火のついている部分から出る副流煙は、愛飲者が吸い込む主流煙の3〜20倍以上もの発ガン性物質を含んでいます。そのため、非喫煙者でも家族に愛飲者がいる場合、発がんリスクは一般の人より数十倍以上に高くなってしまいます。このような副流煙によって影響を受けている状態を”受動喫煙”と言います。
禁煙を考えている人は是非、喫煙者本人がガンのリスクを減らす為だけではなく、周囲の人の為でもあると考えてみましょう。

紙巻きとパイプ

愛飲者のほとんどが市販されている紙巻きタイプを愛飲しているようですが、実はこの紙巻きタイプの方がパイプや葉巻などより発癌リスクが高い事がわかっています。
紙巻きタイプのタバコの煙は、煙が通過する気管支系の器官全てに影響します。また、粘膜から吸収されたタールやベンツピレン、ジメチルニトロソアミンなどの発癌性物質は血液中に溶け込むため、肺癌だけでなく口腔がん、咽頭がん、喉頭がん、食道がん、膀胱がん、腎臓がん、脾臓がん、膵臓がんのリスクを高めます。

その他の嗜好品とがん

アルコール

タバコに比べると発癌要因としての割合は1/10程度と低いものです。しかし、たばこの発がん性物質の有毒性を強めてしまう、補助的な役割のほうが危険なのですが、実はあまり一般的に知られていません。
たばことアルコールがお互いに作用しあう性質があり、両方の嗜好品を愛飲している場合、口腔癌、咽頭癌、喉頭癌、食道癌、膀胱癌、腎臓癌、脾臓癌、膵臓癌、の発症リスクは飛躍的に高くなってしまいます。

チョコレート等

嗜好品の中には、高脂肪・高糖分・高カロリーであるものも数多く存在します。高脂肪の食品は直腸ガン、結腸ガン等の消化器系のガンや前立腺ガン、子宮体ガン(子宮内膜症も含む)等の生殖器系の癌とも深い関係がある事がわかっています。
チョコレート等の高脂肪・高カロリーの嗜好品を常用している人は、できるだけ食物繊維を多く含んだ食事を増やすと消化器系の発癌リスクを少しは軽減することが出来るかも知れません。